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界面活性剤と聞くと、「えー、それって体に悪かったり、環境ホルモンの元になるんじゃないの?」と心配する方がいます。そう、その通りのものもありますが、全部がそうではないのです。
まずは「界面」ってどこ? この言葉の意味から、お話しします。界面とは、水と油の境界のこと。これを活性化するとは、本来は絶対に混ざらない、水と油を混ざるようにすることです。この働きを持つものに、「乳化剤」があります。これが界面活性剤といわれるものです。
なぜこれが必要なのでしょうか? 汚れには、水で落ちる水溶性の汚れと、油でしか落ちない油溶性の汚れとがあります。すなわち、この両方を同時に落とさないと、汚れは落ちません。
そのために水と油を混ぜる、界面活性剤(乳化剤)を加えて、両方の汚れの成分が同時に分解するようにします。これがシャンプーで、汚れが落ちるしくみです。
この乳化剤には、いろいろな種類があります。例えば、牛乳、卵(卵黄レシチン)、米ぬかなどの食品類や、削除グルタミン酸や、コラーゲン、ヒアルロン酸などの髪や皮膚が、本来持っているアミノ酸や多糖類です。これらは、「天然界面活性剤」と言われます。
それに対して、「合成界面活性剤」と言われるものがあります。この成分の代表的なものに、特にシャンプー剤によく使われる、カチオン活性剤である、ラウリル硫酸塩類などがあり、天然型の数倍以上の洗浄力、脱脂力があります。このため、皮脂や髪の中の毛髪タンパク質までも髪の外に流して、髪の傷む原因をつくりやすいのです。しかも市販されている、シャンプーの90%以上がこのタイプなのです。
では、「天然界面活性剤」で作ったらいいじゃないか、という疑問が当然出てくると思います。そうです。そうすれば理想のシャンプーやトリートメントになります。
しかし、天然界面活性剤の原価コストは、合成のものに比べ割高(特にアミノ酸系は)なのです。メーカーはあなたの髪をキレイにする前に、まず企業利益を優先させます。そして、そういう企業の味方をしてくれるのが、あの膨大な量のコマーシャルというわけです。
もう、わかりましたね。本当に髪のためにいいシャンプーは、自分で造るしかないのです。私は、その理想のシャンプーとトリートメントを造りましたので、後で紹介します。 |